マンション管理人は、マンションの住人さんのために働く職業です。
仕事の内容は、
・<清掃>(日常的なもの)とマンション内の<巡回>
・管理人室で住人さんや来訪者の<受付>
・工事など業者さんの<立ち合い>
・玄関や廊下など照明の交換など簡単な<管理>
……などです。
お給料は低め(最低賃金~最低賃金の1.3倍程度)ではあるものの、肉体的・精神的に楽な仕事で若者から高齢者まで幅広い年齢層の方が活躍しています。
僕のような「人間関係かったるい」系の人間にはまさに天職で、同じように人間に疲れた友人にすすめてみたところ「楽だ!」と好評でした。
そんなマンション管理人の「マンション管理人が楽な8つの理由」を紹介します。
人間関係の悩みがない
マンション管理人の仕事は、ほとんどが1人勤務です。
上司も部下も同僚もいないので、かったるい人間関係はありません。
仕事終わりに「飲みに行くぞ!」と夜遅くまで興味のない上司の自慢話に付き合わされるのとは無縁の仕事です。
大規模マンションの場合は2~5人勤務のこともあるので、1人が良い場合は面接のときに確認しましょう。
時間に追われることがない
「三時までにこれやっといて!」「まだやってないの?」と急かされることがありません。
自分のペースでじっくりと、黙々と仕事ができます。
ノルマがない
何かを生産したり、どこかと契約する職業ではないのでノルマはありません。
もちろん、やらなければならないことはあります。
適度なデスクワークとフィールドワークの比率
デスクワークばっかりだと肩がこりますし、フィールドワークばかりだと体力に自信がないと続きません。
マンション管理人は<清掃>と<受付>の2つがあるので、仕事の中で適度に身体を動かしたい人にはおすすめです。
特別な能力を必要としない
資格や経験を求められる仕事ではありません。
挨拶など最低限のコミュニケーションと、日常的に行っている『現状維持の清掃』ができれば、誰でもマンション管理人になれます。
トラブルやクレームに直接関わらない
「マンション管理人はクレームばかりで大変だ!」という記事を見かけましたが、そんなことはありません。
仮にトラブルやクレームがマンション管理人のところに来ても、管理人自ら動くことはほとんどないです。
多くは管理会社、委託の業者が対応するので、マンション管理人に『伝書鳩』以上の役目はありません。
もちろん震災や火災など緊急時のときは動く必要がありますけど。
「暇な時間」がある
管理室の中で<受付>をしているときは「暇な時間」です。
ゲームをしたり、漫画を読んでいたり、新聞を広げていたりしたらクレームになりますが、目立たない暇潰しは見逃されます。
資格の勉強をしたり、読書をしたり仕事の時間を少し趣味に使えます。
定時で帰れる
よほどのことがない限り定時で帰れる仕事です。
たまに勤務終わり際に住人さんから相談を受けて伸びてしまうことはありますが、それくらいです。
おわりに
マンション管理人は<一人が好きな人におすすめの仕事>です。
また、ある程度身体を動かす必要があるので、「1滴の汗も流したくない!」という人には向かないでしょう。
総合して、肉体的にも精神的にも楽な仕事ですし、求人もハローワークを中心に多く出ています。
人間関係に疲れた方にはおすすめです。
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